最近、患者さんを治療していて
私のなかの課題が
「患者さんを受けとめる」
なんです。
具合の悪い方は
大概いろんなところが緊張していたり
力が入っていて抜けなかったりしています。
患者さんの緊張や力が入ったのを抜くには
こちらが緊張や力をちゃんと受けとめると
抜けてきて思うように動いてくれます。
こういうのは言葉にするのが難しいのですが
”受けとめる”
が合っているかなと思います。
”受けとめる”ということは
いろんな場面で通用しそうです。
誰かと話していて
相手の話をちゃんと聞いてあげると
こちらの話も聞いてくれますよね。
怒っていて
何を言っても聞かなそうな人も
その人の言い分をちゃんと聞くと
こちらの言うことも聞いてくれそうです。
身体もどうも同じで
身体がどういう状態かちゃんと受けとめると
力が入ってどうしようもなかった身体も
こちらの動いてほしい方向に動いてくれるようです。
患者さんの身体の言い分を
無視して動かそうとすると
より力が入って患者さんと
術者の力くらべのように
なってしまいます。
なんかいろんなことが同じだなあと
世の中って意外とシンプルなんだなと思います。
しんそう療方の調整風景
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