今から10年ほど前
しんそう療方の研修会で
講師になりたての頃
講師として研修生に
自分は腕が凄いんだと
みんなに思ってもらいたいと
そんなことばっかり考えて
やっていた記憶があります。
腕の立つ研修生の前では
なるべく言葉だけで教えて
あまり上手でない研修生の前でだけ
技法を披露したりして。
研修生の前で
もし技法が効かなかったら
面子が丸つぶれですからね。
そんなセコイことして
研修生の前で恥をかかないように
がんばってました。
今その頃の自分を振り返ってみると
どうせみんなにばれているのに
恥ずかしいことしてたなと
思います。
腕が立つ研修生からは
この人、上手いか下手かなんて
丸わかりですからね。
思い出しても顔が赤くなります(笑)
こういう研修会に限らず
いろんな場面で
自分を必要以上に大きく見せようと
頑張っている人を見かけると
どうせばれてるのにな
大きく見せようとするのも
しんどいやろな
と思ってしまいます。
今だから言えるんですが
腕が立つだけで
みんなに尊敬されるものじゃないです。
もっとトータルにその人を見てて
その上で腕が上手だったら
みんなから一目置かれるんだと思います。
今私は京都研修会の代表理事をやってますが
どうせばれてると
常に自分に言い聞かせて
かっこつけないで
なるべく自分をさらけ出して
やっていこうとしています。
そのほうが自分が楽ですし
研修生もなぜか
付いてきてくれてるようです。
ということで
しんそう療方の京都研修会は
結構緩い研修会です。
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