しんそう療方は
患者さんの手足を軽く動かして
身体のバランスを整えていく療法です。
手足を軽く動かしていくのがミソで
そのためには術者も力みを取っていかないと
軽く動かせません。
なんで術者が力を抜いていくと
患者さんの身体が軽く動かせるのか
よく考えたら不思議です。
いろいろ理由はあるんですが
ここでは言いません。
ただ力を抜いていくというのは
自力を減らしていくということかなと
最近思っています。
手足を軽く動かすんだと
思っているあいだは
そんなに軽く動いてくれません。
自分が動かすという自力を減らしていけば
勝手に動くぐらいの気持ちでいると
軽く動いてくれるようです。
自力を減らしていけば
他力が働いてくれるみたいな
患者さんの身体を操作するということを
深く勉強すればするほど
面白い世界が待っていますね。
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