欲張りでもいい

今オリンピック真っ最中です。

スキージャンプの高梨沙羅選手が

しっかり化粧して試合に臨んでいますが

そのことで色々言う人がいるということに

ビックリしました。

たぶん化粧していることに不満のある人は

そんな暇があるんだったら練習しろとか

もっと競技に集中しろとか

そんな言い分があるんでしょうね。

どうも日本人はストイックに

やっている人が好きみたいです。

いろんなことを犠牲にして

そのことに集中するみたいな。

私もストイックに一つのことを

極めるような人は好きです。

ただ何かを犠牲にしないと

ダメみたいな意見は同意できません。

あれもしたいしこれもしたい

という気持ちは誰にでもあると思います。

化粧して試合に出るくらいの

欲張りはぜんぜんOKだと思うのですが。

私も子供のころ

親にお菓子を買ってもらう時など

「どれか一つにしなさい」

「欲張ってはダメ」

とよく言われていました。

駄菓子を一個買うのと二個買うのに

そんな違いはないと思うのですが

親としてはなんでも我慢することを

教えたかったのでしょう。

そんな躾が染みついているのか

日本人は必要以上に我慢しがち

のように感じます。

私もちょっとしたことで

こんなことして何か言われないかなとか

考えてしまいますが

今まで真面目にやっていた人が

多少欲張りになったり我がままになっても

ぜんぜん大丈夫だと思います。