しんそう療方は主に手足を動かしたり
背骨をつまんで揺らしたりと
見た目はとてもシンプルな療法です。
しかしそのシンプルな中に
とても奥深いものがあるんですが
ほとんどの患者さんはそれに気づくことはなく
「なんでこんなことでなおるんですか」
と言われる方がほとんどです。
たまに感覚が鋭い患者さんがおられて
先日来られた30代女性の方がそうでした。
足首を持って股関節を外に開いたり
内に動かしたりしていたら
「骨盤が動くのがわかります」
と急におっしゃられました。
またうつ伏せで背骨をつまんで揺らしていたら
「なんで軽く持って動かしているだけなのに
背骨がこんなに動くんですか」
とまた言われました。
どうもこちらの意図していることが
わかるようで
感覚が鋭いと感じるんだなと
感心してしまいまして
こんな方がしんそう療方を習うと
早く上達するんだろうなと
勝手に思ってしまいました。
コメントをお書きください