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人口股関節が入っていて、身体が傾いていた男性

背中が痛くて

まったく身体を捻じれないという

60代男性が来られました。

 

まず立ち姿を検査したら

身体が大きく左に傾いていました。

 

それを伝えたら

「右股関節に人工関節が入っていて

 それで傾いているのかもしれません。」

と言われました。

 

人工の関節が入っているところは

まず技をかけないほうがいいので

それ以外の手足や体幹を調整していきました。

 

三日後に二回目の調整に来られ

「身体は捻じれるようになったんですが

 まだ背中は痛いです。」

と言われました。

 

その一週間後、三回目の調整に来られて

「身体の傾きがなおったんです。

 背中の痛みもだいぶ楽になりました。」

と言われました。

 

身体の傾きは人工関節の影響も

あったでしょうけど

それ以外のところを調整していくだけで

身体の歪みはかなり改善できます。

 

しんそう療方は動かせない部分があっても

それ以外のところで調整できるので

これは無理だろうという方でも

なんとかなるかもしれません。